就労継続支援B型
就労継続支援B型について
可能な限り住み慣れた地域での生活を実現するため、利用者の個性や障がい特性に合わせた個別支援計画を作成し、利用者のさまざまな可能性を引き出せるような手厚い支援を行います。
作業しやすい環境の整備や、能力に応じた作業の割振り、作業効率・安全性を最大限に発揮する仕組みの構築など、作業の正確性を向上させることで、個々の特性に合った適切な支援を実施します。
支援の流れ
個別支援計画の策定
就労移行支援と同様に、障がいの状況や生活環境等も十分考慮した上で、サービス管理責任者が中心となり、生活支援員・職業指導員が一体となって一人ひとりに応じた「個別支援計画」を策定し支援を行います。
支援の流れ
生活基盤が弱い利用者が多いため、支援の進捗状況に合わせて個別支援計画を適宜見直し(原則6か月に1回)、利用者の個性や障がい特性に合わせた手厚いサポートを行います。

支援の流れ(モデルパターン)
利用者の特性に応じた作業体系の確立
当施設では、下記のとおり、正確性・巧緻性・生産性・持続性といった4つの技能から作業を体系立てており、利用者がステップアップできる作業を提供しています。
求められる技能 | 作業内容 | 作業種目 |
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正確性 | ・決められた数の部材を袋に入れる。・電子はかりや天秤を使用する。・決められた位置にシールを貼る。 | 計量、シール貼り |
巧緻性 | ・袋を折り、決められた箇所にホッチキスを打つ。・折りしわなどをつけないよう、箱を作る。 | シーラー、ホッチキス留め、箱折 |
生産性 | ・全ての作業で納期に合わせて作業を行う。・納期感覚を身に着ける。 | 計量、シーラー、ホッチキス留め |
持続性 | ・どの作業種目に対しても場を離れることなく、作業時間中安定して取り組めるようにする。 | 計量、シーラー、ホッチキス留め |